TRY−a  水 族 館 記

8月 4日、19日 家下川たんけん隊

 豊田市南部を流れる家下川で、子育て支援グループ『キッズプランナー』による『家下川たんけん隊』が開催された。水族館からは、館長がたんけん隊長として参加。川の実力をみんなで確かめた。
 参加者は両日で、大人92人、子供145人、スタッフ19人。
 観察会や勉強会と違い、とにかく川の中で思う存分遊ぶのが、このたんけん隊のだいご味。「とったどー」「きもちいい〜」と、川の中からは、終始、歓声がきこえた。
たくさんの人が入るだけで、普段、忘れ去られていた川が生き返るようだ。みんながガサガサやった後、川底の砂がきれいになり、喜んだオイカワが産卵を始めたよ。
「あたし、ドジョウをとったんだよ」と女の子がさけぶ。知ることなど後でいい、まず、見ること。そして、触ることだ。
家族で楽しく魚をとる。
ひとりでガサガサ!
おじいちゃんも真剣だ。

ゆかいに遊んで川の流れを知る
アヒル&カメ レース

『家下川たんけん隊』恒例のカメ&アヒルレースは、実に面白い。レースを楽しみながら、川の流れを知ることができるからだ。ま、子どもたちは、順位と賞品の方が気になっているみたいだけど、それはそれでよし。
 いつかは水族館でも市民を巻き込んで、矢作川のアヒルダービーを企画してみたいな。平戸橋から豊田大橋まで。川の流れの速さって、意外と分からないものだからね。
やがて、子どもはカメやアヒルになって川を流れ出す。これが川と仲良しになった瞬間だ。

流れは、複雑なほどおもしろい。
カメとアヒルについて、子どもが走る。
ゴールはオヤジのアミの中!!

この日、家下川でとれた生き物
たくさんとれた ◎ 少しとれた ○ 数匹だけ ▲
メダカ
コイ
ギンブナ
オイカワ
カワムツ
モツゴ
タモロコ
デメモロコ
アユ
ナマズ
ギギ
ドジョウ
スジシマドジョウ
カワヨシノボリ
カマツカ
タイリクバラタナゴ
ヌマエビ
テナガエビ
アメリカザリガニ
モクズガニ
トノサマガエル
ツチガエル
ウシガエル
 (オタマジャクシ)
ヤゴ
 (ハグロトンボ、イトトンボなど)
ハイイロゲンゴロウ
コガムシ


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